家族を守る!【9月は住まいづくり防災月間】
安心できる、災害に強い住まい作りって?
災害に強い住まいとは、地震・暴風雨等の被害を最小限にして、日々を安心して暮らせる構造・設備を備えた住宅です。自然災害の発生時はもちろん二次災害への対応も必要になります。また、災害が収まった後も日常生活が安心して営める仕様も合わせて求められます。
災害に強い安心の住まいを学ぼう!
自然災害は地震、台風、豪雨など様々です。特に日本では地震が甚大な被害をもたらしていますが、最近では台風による暴風や豪雨災害も多く報告されています。そんな自然災害が増加しているなか、住まいの基本的な役割も見直されています。これからは家族みんなが災害時でも安心して暮らすことができるような住まいが求められています。
では災害時に求められる住まいの役割となると、災害前と災害後の2つに分けられます。まずは災害の被害を最小限に食い止める頑強な構造が必要です。災害後は大きな被害を受けても、その後も平常通りに住み続けられる設備仕様が求められます。それらの様々な要素を考慮し災害に備えることは、被害を最小限に食い止めることになり、日々の不安を回避することにもなります。安心して住み続けられる災害に強い家に住み、メンテナンスを怠らないことが安心の暮らしに繋がります。
ただし、基本的な構造や住宅設備などリフォームでは対応できない部分もあり、新築時にしっかり考え安心できる住まいを実現することをおすすめします。
災害対策にもなるレジリエンス住宅とは?
レジリエンスとは本来「回復力」「復元力」という意味。つまりレジリエンス住宅とは、非常時でも自立してエネルギー供給が可能で、さらに平常時にはエネルギー使用量を抑え、蓄え、毎日を快適に、そして安心して過ごせる住まいのことです。また災害や地震にも強い構造を備え、夏でも冬でも一年中快適に過ごせる断熱性も重要です。具体的には太陽光発電や、蓄電池などを装備した住宅になります。
レジリエンス住宅のメリット
災害時の被害を軽減できる
耐震性の高いレジリエンス住宅では、災害時の揺れなどの被害を抑えるだけでなく、強い地震を感知した場合は自動で電気ブレーカーやガスの元栓が停止するように設定されています。自身による火災等の二次被害も防げる設備が装備されています。
災害後でも自宅で過ごせる
災害後でも日々の生活に必要なエネルギーである電源を確保できるよう、太陽光発電や蓄電池など、停電になっても使用できる電源が確保されています。また、様々な備蓄品なども住まいの中に確保されています。
日々の家族の安全にも配慮
今年の夏のような猛暑では熱中症、冬はヒートショックなど、災害時でなくても家庭内で事故が起こることもあります。レジリエンス住宅なら、日々の暮らしを快適に安全に暮らせるよう、断熱性に優れ、一年中快適に過ごせる家族に優しい仕様になっています。